ダークレベル:1
僕は中学1年生の頃いじめられていたらしい。 らしい、というのは、僕自身が全く気づいていなかったから。気づかなかった故に、傷つかなかったから。 僕は小学生から中学1年生に至るまで、他者を溺愛していたし、他者も自分を溺愛していると思っていた。父親…
仕事を終えて外へ出ると、足下の地面がじっとり濡れていた。思わず笑った。また雨に打たれずに済んだらしかった。雨雲には、いつも嫌われていた。 電車の中で、ひとり酒盛りをしている男がいた。彼は座席を四人分にわたって占領して、肴を広げ、缶チューハイ…
急に日本語がわからなくなってビビった。 なんか変だと思ったのは友人からのLINEがきっかけだった。相手が何を言っているのかよくわからないのだ。別に難解な話でも抽象的な話でもない。ただ、言葉の意味はわかるのに文意が掴めない感じというか、文章が繋が…
フイルムカメラはいい。 一発勝負の緊張感、満足なものが撮れていたときの達成感、カメラ自体の所有感、時の流れそのものをゆるやかにしてくれる安心感。 かくいう僕もフイルムカメラのそういうところが好きで、ちょっと前に購入した。 cnp.hatenablog.com …
十連休! 何と甘美な響きであったことか! 灰色の日々に心の水分を奪われ枯れ果てた毎日を送っていた僕にとって、この十連休はまさにオアシスであった。 あまり知られていないことだが、十日間というのは二日間の五倍の長さを持っている。すなわちこの期間を…
!?!?!?— 切れ痔のクロル (@_CNP_) 2019年4月18日 ケツから血が噴き出したのだが????— 切れ痔のクロル (@_CNP_) 2019年4月18日 ギックリ腰みたいなノリで痔になった。— 切れ痔のクロル (@_CNP_) 2019年4月18日 チャラリーン、ケツから出血。 切れ痔…
今更ながら、森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読了した。 これは前半までの記事。 cnp.hatenablog.com 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/12/25 メディア: 文庫 購入: 84人 ク…