酒は飲んでも飲まれるな
某「外で飲むのは嫌いじゃないけど、酔っ払ったあなたを連れ帰るのが面倒くさい」
僕「(´・ω・`)」
僕は酔っ払うと高笑いすることで有名なのだが、実は某の前でだけ甘えてしまうことでも有名だ。
いや、有名だった、と言い換えたほうがいいだろうか。
僕は心を入れ替えることにした……というのも、冒頭のような会話が交わされてしまったからだ。
酔っ払って気を抜いて、でろでろしながら歩く僕を、どうも某はよく思っていなかったらしい。まあ冷静になってみると、僕が前後不覚ででろでろしている姿など見たくはなかったのだろう。
どこまで関係があるか分からないけれど、例えば、某は三きょうだいの一番下、僕は二人きょうだいの一番上だ。何だかんだ、僕には頼り甲斐があった方がいいだろうし、某を甘えさせられるだけの度量があった方がいいような気がする。
というわけで今日は酔って帰ってきたけれどもちゃんとしゃんとしている。いやちょっと嘘。正直なところ、某が可愛くて仕方ないし、撫で回してやりたい。けれども、少しはしっかりしていないといけないな、なんてことを思っている。
まぁ、ほどほどにします。
酒は飲んでも飲まれるな。