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バイ春クロル2019冬 〜江ノ島パラリラ〜

数秒前に気づいたのだが、これが記念すべき100記事目となってしまったらしい。感慨深い。正直なところほぼ全ての記事が誰の役にも立たないポエムなんだけれども、自分の書いた文章を人に見てもらえるというのは非常に嬉しいことなので、何だかんだ今後も続けていきたい。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて。そんな100記事目は江ノ島の話だ。

 

去る2月3日、江ノ島へ行った。

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ちょっと前にうっかりトイカメラを購入してしまったので、埃を被らせるわけにはいかないのだ。

cnp.hatenablog.com

 

とはいえ家にいても撮れるものがない、ゆえに散歩がてら出かけた。トイカメラというのは作りがとにかく「おもちゃ」であるから、室内だとやはり明るさが足りない。晴れた日の太陽光を使う方がいい。たぶん。

んでその写真がさっき現像・プリント・CD化されたため、今こうして記事にしているというわけである。

 

じゃあ行きますよ。

 

【バイ春クロル2019冬 〜江ノ島パラリラ〜】

 

まず最初に言っておきたいことがある。

晴れているからといってバイク日和だとは限らない、ということだ。

 

空は青く澄み渡り、海を目指して走る……怖いものなんて……怖いものは…………

 

2月3日、天気はすこぶる良かった。だから調子に乗ってしまった。たまには高速道路を使いましょうか〜と思ってしまった。それが間違いの始まりだった。

衝撃の、風。

とてもじゃないが調子にも高速にも乗っていられなくなって、途中で降りた。しかし下道は下道で混んでいてつらい思いをした。ライダーを名乗る気があるなら天気予報を見る際に風向と風速も見ておくべきだと強く学んだ。いやもっと早い段階で学んでおけよ。

 

そんなこんなで江ノ島へ。

トイカメラ・Diana F+の実力を披露していきましょう。

shop.lomography.com

 

 

とりあえず、江ノ島といえば海(偏見)。海を撮影した。

まず比較のためにiPhone 8 Plusの写真。

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そしてこちらがお待ちかね、Diana F+の写真、だ。

 

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ふふ。ふふふ……。

 

おわかりだろうか。この暗さ、この手ブレ。

トイカメラ初心者感が前面に押し出されていて最高だ。……まあそれはさておき、ちょっとした日陰でもこんな感じになるのだというのがよくわかった。スマホの写真と比べるとよくわかる。

 

そしてもうひとつの注目ポイントはこの「平面感」である。特に1枚目など、遠くにあるはずの建物群がのっぺりして見えるし、近くの波模様も薄れているし、なんとなく「古い写真」の感じが出ている。

 

さらにさらに、画面上部、常に赤みがかっている。多分これが噂の「光漏れ」だと思う。カメラの隙間から入った光がフイルムに当たってしまうと発生するものだ。テープか何かを使って防ぐ方法もあるのだが、今回はそのままにしておいた。公式サイトでもオススメされているので。

www.lomography.jp

こんなに綺麗に出ないのだが……? まあ素人だから仕方ないね。

 

とにかく初心者なりに結構いっぱい撮ったものの、暗かったりブレていたりしてお見せできないものばかりだったので、いくつかそれなりにはっきり撮れていたものをご紹介する。

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どうかな。

どうかな!!!

 

ノスタルジイ、感じませんか。

 

なんとなく最近の風潮のせいで「彩度低め (※色が薄い) + 周辺光量落ち (※写真の四隅周辺が暗くなっている)」というのがいわゆる「サブカルメンヘラ」の十八番みたいになってしまっているので、そういう目で見てしまうとそういう写真にしかならないのだが……。

しかし逆に考えてほしい。こういう写真はトイカメラが先であって、スマホ写真はそれに似せて加工しているんだぞということを。

 

ちなみに公式サイトによればDiana F+はもっとビビッドな色が出るカメラのはずなんだけれども、天気も僕の性格も暗かったせいなのか全体的に色味が抑えられているような気がする。なかなか難しい。

 

まあでも個人的には気に入ったよ、トイカメラ

 

 

ところでトイカメラというのは光を取り込むのが苦手なカメラである。よって、

その結果がこちら。

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下手くそ。
こんなだから童貞なんだよ。

 

嬢に土下座してもう一枚やってみた。

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ゴムをつけるときの刺激だけで射精したみたいな写真になった。

 

外が暗いからキツイかな〜と思って手持ちのくせにバルブモードでシャッタースピードをめちゃくちゃ遅くしたのが原因である。手ブレするに決まっているのだから普通に撮ればよかった。

 

※バルブ撮影については以下をご参照いただきたい。クソ簡単にいうと「普通の撮影だとシャッターボタンを押した瞬間だけ撮影するが、バルブモードではシャッターボタンを押している間ずっと撮影しつづけてそれが一枚の写真になるので、シャッターボタンを押しつづけたまま手ブレを起こすとそれが写真に写ってしまう」というような話だ。……という説明でだいたい合っていると思うんだけれども。

ptl.imagegateway.net

 

でもこれはこれで綺麗なんじゃない? 味わいなんじゃない?

光自体は問題なく取り込めそうなので、おとなしく三脚を用意して挑めばそこそこ面白いものを撮れるだろうと思う。ちゃんと「ビビッドな色」も出ているしね。

 

 

自分のバイクも撮ってみた。

まずiPhone 8 Plus。

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以下がトイカメラ

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SO COOL...

 

ちなみにここは「江ノ島なぎさ駐車場」というところの近くにある無料のバイク駐車スペースである。しかし意外と人気はなかった。……盗難される可能性が高いからかもしれない、と気付いたのは後になってからだ。

 

この駐車スペース以外にもバイクを停められる場所はたくさんあり、やはり江ノ島というのはライダーに人気のスポットなのだろうと感じた。が、湘南のバイクっていうのは「ガチ」のバイクなので、まあちょっと怖くもあった。

三段シートに旭日旗を刺してパラリラパラリラ高らかに鳴らしているバイクが現存していると思っていなかった僕は相当ビビってしまい、慌てて帰宅した。

 

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( 参考: 暴走族のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや )

 

 

というわけで今回のバイ春クロルはここまで。トイカメラも加わったことで楽しみが増してきたので、また景色のいいところへ行きたい。

 

その前にパラリラパラリラ鳴らすやつ付けるか……(つけない)。