世界のCNPから

くろるろぐ

もうねよう!

「言葉が一切まとまらない」という恐怖を味わった。

 

もうよくわからないので寝よう、でも何か記事を書こう、と思って、僕は自分のアタマに意識を集中させた。そうしたらどういうわけか、いろんな言葉がモノスゴイ勢いでぐちゃぐちゃ飛び交ってしまって何もできなくなった。5分間ほどそうしていただろうか。とりあえず深呼吸して、落ち着いてきたので今こうして文章を書いている。

 

目覚まし時計の秒針の回る音が、やけに大きく聞こえる。スマホの光が眩しすぎるので、できるだけ暗い状態にしている。いつもの強い吐き気が襲ってきている。体調自体があまりよくないのかもしれない。

 

僕は他人の文章を読むのも自分で文章を書くのも好きだ。だからそれらができなくなると困る。とても困る。ので、自分の言語能力が一瞬間でも混濁した……という事実は、少しばかり僕を打ちのめした。

 

けれど反面、思いもよらない言葉同士が勝手に結びつきあって文章のニセモノみたいなものを生成していくという状況は少しばかり面白くもあった。次にそういう機会があったら何が浮かんできたか全部どこかへ記録しておこう。それを文章と呼ぶことができるかどうか、呼んでいいかどうかはさておき。

 

アタマがまだクラクラする。眠いのか、苦しいのか、つらいのか、厳しいのか、少なくとも胃袋は中身を逆流させようと暴れている。むしろそうした臓腑の動きが僕の脳まで掻き乱したから言葉が出なくなったんじゃないかとさえ思う。部屋が寒い。

 

もうねよう!