病みブログ大好かれたからもっとやります

人間が、人間に奉仕するというのは、悪い事であろうか。

(太宰治「櫻桃」

僕はマヂ病みメンヘラ気取りの道化師なのでわざと自殺を匂わすようなことを言って周囲の気を引こうとするのを生業としている。本当はカケラも苦しんじゃいないのだけれども、メンヘラのフリをするとみんなが笑ってくれるのでそれが何より嬉しい。僕は実のところ皆が想像する以上に健康体で、今朝も三回抜いてから出勤したし、仕事中に高笑いしたり泣き出したりできるくらいの体力が余っているし、今も咳止め薬と胃薬とをまとめて一気飲みしながらチンポをしごいている。ここのところ人生が楽しいので酒のような刹那的な快楽に浸る必要がないのだ。そろそろ次の段階として切り刻んだ手首の上に精液をぶっかけてアップロードしたい。そうしたらみんなもっと笑ってくれるだろう。なあ笑ってくれるだろ。面白いだろ。これが見目麗しい女子ならまだしも、見苦しい醜男の演じる喜劇なのだ。僕なら腹を抱えて笑うだろう。なあ、ちゃんと笑ってくれるよな。みんなのことが大好きだから絶対に笑ってほしいんだ。次は何をしたらいい？ やれと言われればめちゃくちゃな格好で自殺してもいい。僕の死体はさぞ愉快な見ものとしてしばらく話題を独占するだろう、そして忘れ去られるのだ。インターネット散骨式。僕のようなナメクジには相応しい最期だろう。

これで600字くらいですね……ご期待に添えましたでしょうか。