世界のCNPから

くろるろぐ

パラグライダー

土曜日、高校時代の知り合いたちに呼び出されて食事を共にした。五年も十年も前に離れ離れとなった知り合いたちの名が次々と話題にのぼり、僕の中でとっくに風化していたはずの記憶が無理やり元の形を取り戻していった。花は散ることによってむしろ咲いてい…

バイ春クロル2019春☆令和記念スペシャル(大嘘) 〜わさびを食った〜

十連休! 何と甘美な響きであったことか! 灰色の日々に心の水分を奪われ枯れ果てた毎日を送っていた僕にとって、この十連休はまさにオアシスであった。 あまり知られていないことだが、十日間というのは二日間の五倍の長さを持っている。すなわちこの期間を…

「平成最後」の瞬間、僕は

「平成最後」の瞬間、僕は酒に酔った頭で恋人とふたり「トポロメモリー」というゲームをしていた。 トポロジーで遊ぶ?理系ボードゲーム制作プロジェクト! - FAAVO東京23区 トポロジーは、何らかの形(かたち。あるいは「空間」)を連続変形(伸ばしたり曲…

ケツから出血

!?!?!?— 切れ痔のクロル (@_CNP_) 2019年4月18日 ケツから血が噴き出したのだが????— 切れ痔のクロル (@_CNP_) 2019年4月18日 ギックリ腰みたいなノリで痔になった。— 切れ痔のクロル (@_CNP_) 2019年4月18日 チャラリーン、ケツから出血。 切れ痔…

明日の来るのが怖い

パジャマの上からロングコートを羽織って外へ出た。外気は生温かった。男子高校生の集団が大声で歌いながら自転車を走らせていった。あ、と思う間もなく泣いた。それから舌打ちをした。いつのまにか舌先に膨らんでいた口内炎が歯に叩かれて鋭く痛んだ。 明日…

「本当のところをいうと、僕はこう思うのです」

「じゃあ会社内に本音で話せる相手っている?」 上司からそう聞かれて僕は何も答えられなかった。その上司は弊社内でいうと相対的に僕の最も尊敬している上司で、だからわざわざ飯の誘いを飲んだくらいの相手なのだが、それでも何も答えられなかった。 本音…

パーン

死にてえ! いや死にたくはねえ。 何もかもをパーンとやってしまいたいときというのがある。けれども僕は勇気のない人間なのでほぼ全ての「パーンとやってしまいたいとき」を踏みとどまって見逃してきた。 奈須きのこ「空の境界」の橙子さんあたりに聞いてみ…

東京国立博物館

先日、大学時代の知り合いたちと連れ立って上野の東京国立博物館( 東京国立博物館 - トーハク )を訪れた。 特別展は 「 両陛下と文化交流―日本美を伝える― 」 ・ 「 国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅 」の二本立て。せっかくなので両方とも見てきた。 それぞれに…

村岡花子訳「赤毛のアン」では「X氏を恋い慕っている人」のことを「X氏の崇拝者」と訳していた

ここのところ可もなく不可もなく、いや正確にはやや不可寄りの、ちょっと気を引き締めていないと崖から落ちてしまいかねないところを歩いている。時々ガクンと足を踏み外しかけるたびに、自分の体が必死になって生きようとするのを感じる。情けないことであ…

卒業の季節

桜の蕾が膨らみ、股間の蕾も膨らむ、春。 卒業の季節だ。 かつて同じ童貞として笑いあったはずの学友どもや後輩どもが、いつのまにか童貞を卒業していく。そしてどういうわけか彼らは、“卒業”を果たすと卒業証書を僕のもとへ見せびらかしにくる。そこに書か…

もう22時半じゃないか

この汚れた部屋を片付けて恋人と会う権利を再び勝ち得るか、恋人と会う権利を失ってでも部屋の片付けから逃げ切るか? 僕は生まれた時から今に至るまで片付けが下手だ、下手というか苦手というか嫌いだ。現在の僕がゼロから始めればさすがにここまでの事態に…

僕もAVの話をしようと思います

じゃあ僕もAVの話をしようと思います。 人妻ナンパ中出しイカセ 27 白金台編 - アダルトビデオ動画 - FANZA動画(旧DMM.R18) (「買っちった」の画像) 何しろ3時間半から4時間ばかりの作品なので、とりあえず1人目の奥様だけ観てきました。「今回のお薦めは2人…

僕の風邪は喉から始まる

僕の風邪は喉から始まる。物を飲み込むのも声を発するのもしんどいような痛みが襲ってくる。 喉を痛めると、つくづく喉の大切さを思い知る。生命維持のための食事も呼吸も、意思疎通のための発声も、受け持っているのは喉だ。ここが痛むと日常がかなり重だる…

歩けよ乙女

今更ながら、森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読了した。 これは前半までの記事。 cnp.hatenablog.com 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/12/25 メディア: 文庫 購入: 84人 ク…

夜は短し

今更ながら、森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を読んでいる。読みながら恥ずかしくなってしまうような可愛い可愛い作品だったらどうしようかと思っていたけれど、杞憂だった。 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 角川グル…

僕は努力を放棄している

僕は努力を放棄しているのかもしれない。それが上司の目にも明らかなのかもしれない。僕が無能で無謀で無気力であることを、あらゆる人々はすでに知っているのかもしれない。僕はそれを自分に対して誤魔化しているだけなのかもしれない。 相変わらず仕事が面…

さて、どちらが「僕」なんだろう

①大きな事故に遭った「僕」。 顔も体もグチャグチャになり、元の容姿は見る影もなく、見た目の時点で完璧に別人となっている。 また事故をきっかけに記憶を失い、今まで学んできたことや得てきたこと、出会ってきた人々のことを全て忘れている。 さらに思想…

だから兄貴、俺だけは風俗に行かないって決意するのもそれはそれでいいと思いますよ

というわけでこのような結果になりました。予想を超えていかないが多数でしたね https://t.co/YvvQesxUc6— 誰が見張りを見張るのか? (@hurla_xx) 2019年3月10日 周りが風俗行きまくってて気になったのでアンケートを作りました。今までに一回でも風俗にあた…

話の通じない人型の異形に訳もわからず襲われる

僕はずっと昔から「ホラー」を苦手としている。 大抵のものに好意的な目を向け、大抵のものにサッサと手を出すタイプの僕であるけれど、どうしても「話の通じない人型の異形に訳もわからず襲われる」ようなものが苦手である。 不思議なものだ、と自分でも思…

なぜ彼女はフレンチトーストにタバスコをかけなければならなかったのか

果たしてこれは誰のための記事なのか? むろん僕のための記事だ。僕は観劇を趣味としている。脚本、演出、音響、照明、役者の演技、それぞれに“意味”を見出しては反芻する、そういうのを楽しんでいる。 それだけのことだ。 前日、僕はデスソースを買って、レ…

何せ眩しすぎるのだ

いつもの時間いつもの駅、傘なんて久しく持ち歩いていない僕は雨に打たれながら帰路についていた。日本屈指の汚濁繁華街である新宿駅も、こうして濡れているときだけはその醜い輪郭を失うのだった。やはり光がだめなんだな、と僕は思った。何せ眩しすぎるの…

皮膚

ここ何週間も会えなかった某に今週こそ会いたくて、なりふり構わず連絡を入れた。某は以下のように答えた。 「ダニだか皮膚炎だか分からないが、ともかく自分の肌が酷いことになっている、感染性のものだと怖いので、食事くらいならいいが泊まりにくるのは困…

ファンタジックな比喩ばかり

700字から1000字ほどの記事を、さっきから書いては消している。何ひとつ、まとまらない。ぼんやりとした不満あるいは不安のようなモノが頭の中に渦巻いていて、何をするにもふわふわしてしまう。 それでも書いてしまうんだけれども。僕は詩人«ポエマー»だか…

ちなみにだけど、「永遠と続く」は誤記だよ。「延々と続く」が正解だ。

いつも使っている駅のホームでふと目を上げたらラブホのネオンサインが見えた。僕がすべきだったのはポエムを書くことじゃなくてセックスをすることだったのかもしれない。 僕の知り合いに文学青年がいた。数年前に会ったきり、もう全く会っていない。顔すら…

バイ春クロル2019冬 〜江ノ島パラリラ〜

数秒前に気づいたのだが、これが記念すべき100記事目となってしまったらしい。感慨深い。正直なところほぼ全ての記事が誰の役にも立たないポエムなんだけれども、自分の書いた文章を人に見てもらえるというのは非常に嬉しいことなので、何だかんだ今後も続け…

観劇はまだガンには効かないがそのうち効くようになる

演劇を観てきた。 前日になって某が都合をつけられなかったため1席キャンセルした・寝坊した・「赤羽駅」と「赤坂駅」を間違えてめちゃくちゃ時間がかかってしまった・結果として遅刻した……等々、正直なところ僕は到着する前の時点で精神を参らせていたのだ…

僕もバレンタインの話をした方がいい?

今日はハッピーバレンタインである。 某兄貴がバレンタインのお話をお聞かせくださった。そして仲間になりたそうにこちらを見てらっしゃる。 僕もバレンタインの話をした方がいい? はい そうでもない ← そう……では関係のない話をしよう。 皆様は「印堂」と…

先輩も上司もインフルエンザに罹患して休んだので、僕はひとり作業を続けていた。終業のチャイムが鳴って、それでも作業していた。まもなく20時になります、それでも帰らなかった。まもなく22時です、22時以降は深夜残業になります、そんなアナウンスを耳に…

僕に勝てる奴なんか普通にたくさん居た

「俺の彼女マジ可愛くていい子なんだけど寝ながら屁ぇこくのだけは勘弁してほしいわ」 ……みたいなのを聞くのが、好きだ。 まず僕は惚気話とか幸福自慢とかを聞くのが純粋に好きだ。他者が幸せであればあるほど嬉しい。 紳士ぶっているわけではない。ただ幸せ…

書きかけの記事をそのままにして寝落ちてしまう

昨日の話だ。 いつものように仕事を終えて、いつもの電車で家路に着いた、その道中でのことである。 何の気なしに掴まった吊り革の正面にあたる席で、二人の人間が眠りこけていた。ちらと目にしただけであるから詳しいところはわからないけれども、年のころ…